肺炎とお口の菌
2024.11.25
こんにちは。歯科医師の渋谷です。
先週ごろから鹿児島も一気に寒くなってきましたね!秋はどこへやら‥。皆さん体調を崩して風邪を引いていないでしょうか。
僕は2週間後に宮崎で行われる『青島太平洋マラソン』のフルマラソンに参加します🏃♀️
去年の鹿児島マラソンに怪我で参加できず、今回が初のフルマラソンで参加で緊張しますが完走できるように頑張りたいと思います😆
さて、今月のテーマは全身疾患についてです。
歯周病は全身疾患と関係があるのはご存知でしょうか?
歯周病は糖尿病・心疾患・関節リウマチ‥などさまざまな病気と関連があると言われています。また、日本の死亡率上位の肺炎の一つ誤嚥性肺炎と口腔内細菌は密接に関係しています。
お口の機能は噛む、飲み込む、話す、呼吸する、唾液を出す、などなどいろんな機能がありますが、高齢になるとその機能が衰えてきます。
その影響で唾液や食べ物が気管に入ってしまう『誤嚥』を起こしやすくなります。気管に入っても正常であれば咳をして異物を気管から出そうとするのですが高齢になるとうまくできず、肺の方に流れてしまいます。
唾液や食べ物にはお口の中の菌も含有されているため肺の中で菌が繁殖してしまい、肺炎を誘発してしまいます。
最近よくむせる、話しづらい、お口が乾燥するなどのお悩みがある方はお口の検査をすることができます。
必要に応じてトレーニングなどの提案をさせていただきます。検査は1時間ほどでできますので興味のある方はぜひスタッフにお声がけください😊
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 渋谷