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虫歯ってそもそも何?

2021.07.03

こんにちは。歯科医師は小石です。歯医者さんで定期検診をした時などにC1やC2など先生に言われたことありませんか?

虫歯は進行具合によって呼び方が変わり、症状も違ってきます。今日はそれに関して簡単に説明していきます!!

歯は大まかにエナメル質、象牙質、神経などの層から成り立っています。エナメル質はかなり緻密で硬い層です。健康な歯が染みないのはこのエナメル質のおかげです。この範囲を虫歯になるとC1と呼ばれます。象牙質は細い管状の構造が多数存在して神経と直通しています。そして神経。これが痛みとかしみを感じる原因なんですが、象牙質まで虫歯が進行するだけで、象牙質の細管を刺激が伝わってしみたり症状がみられてきます。象牙質までの虫歯をC2といいます。この2つは虫歯を削って治療をします。

また、虫歯自体が神経にまで及ぶとC3といいます。ここまでなってくると削って詰めるという治療では治らず神経を取ったりする必要が出てきます。さらに進行して虫歯で歯自体が溶けて根っこしか残らない状態、これがC4と呼ばれます。ここまでいくと最悪の場合はを抜かないといけなかったりするから大変です。

この様に、虫歯は進行具合により症状呼び方が変わってきます。C1の段階だと麻酔が必要なく比較的楽に治療を受けられます。ただ、C1だと症状が出ないため気付かない事が多々あります。早期に虫歯を発見して早期治療を行える様に定期検診、メンテナンスはかなり重要です!気になる方は一度定期検診にお越しください!!

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