虫歯って放置すると大変
2024.02.07
皆さん、こんにちは
窪薗遥です。
年が明けてから早いもので2月になりました。鹿児島は暖かい気候が続きますね。
さて今回は前回に引き続き虫歯のお話をしていきます。
今回は虫歯の深さ、進行具合についてお話をしていきます。
前回もお話があったかもしれませんが、歯牙の構造は外側からエナメル質、象牙質、歯髄(神経)となります。虫歯がエナメル質にできてしまう進行具合をⅭ1といい、基本的には虫歯の部分を削って白い詰め物で詰めて1回で修復する治療が主流です。
次に虫歯が象牙質まで到達してしまった場合がⅭ2といいます。
ここまでくると少し歯が染みたり、痛みが出ることがあります。治療方法としては詰め物の他にかぶせ物の治療が必要になる場合があります。また治療後にしみる症状が出たり、稀に痛みが出てしまうケースもあります。その際は場合によっては神経を取る治療をしなければならないケースもあります。
また虫歯が神経に到達しているケースをⅭ3といいます。
この状況では神経が虫歯菌に感染していて痛みが出るケースが多く、神経の治療をしなければなりません。神経の治療となってくると前歯や奥歯で異なってきますが、基本的には4,5回治療を行わなくてはなりません。ここまでのお話で分かるように虫歯が大きくなればなるほど、治療回数は増えますし、痛みが出てくる可能性も上がります。そうならないように虫歯を作らない、もしくは虫歯が小さいうちに治療をしておく、が大事になってきます。
是非定期検診を受けてください。
スタッフ一同お待ちしております。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 窪薗