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虫歯はなぜできるのか

2024.01.20

こんにちは!歯科医師の小石です。
新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願いします。

新年最初のテーマは虫歯になぜなるのかです。
虫歯の原因菌として代表的なものに、通性嫌気性のグラム陽性細菌で連鎖球菌の一種であるミュータンス連鎖球菌というものがいます。
ざっくりとした説明にはなってしまいますが、食事中に含まれるお砂糖などを原料としてムチンというものを生成し、歯の表面にプラーク(歯垢)として張り付きます。
これが原因となり歯が溶けて虫歯になります。
大きさが約1μm(1mmの1/1000)という小ささです。これを予防するために毎食後の清掃や定期健診時の専門的な機材での清掃が必要となります。
しかし、虫歯は歯を磨いていればならないという訳ではありません。他にも、歯が欠けたり、噛み合わせの影響で歯に亀裂が入ったりすると、かなり小さい菌ですから、そこから入り込み虫歯になったりすることもあります。

なので一番大事なこととしては、虫歯を作らないことですがそれ以上に早期発見早期治療で仮に虫歯が出来たとしてもすぐに対応できる環境づくりが必要となります。
皆さんもかかりつけの歯科医院をもち、定期的な口腔管理をしていけると良いですね!

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 小石

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