こんにちは☀️歯科医師の武田です。

もうすぐバレンタイン?ですね❣️

甘いものを食べた後はしっかり歯磨きしましょう??

今日は歯ぎしりや食いしばりについてお話しします?

無意識に行う歯ぎしりや食いしばりのことを“ブラキシズム”と言います。

ブラキシズムには、上下の歯をすり合わせるグラインディング、上下の歯を強く噛み合わせるクレンチング、上下の歯をカチカチと噛み合わせるタッピングなどがあります。

このブラキシズムの原因は、ストレスや歯並び睡眠などが考えられていますが、まだ明確ではありません。

ブラキシズムをすることで、歯の表面がすり減ったり、顎関節症、筋肉が強張り頭痛や肩凝りを起こしたり、知覚過敏、さらに歯周病などを引き起こすことがあります。

また、食いしばりのような強い力で噛まなくても、長い間歯が噛み合うことで負担となります。

実は、人が1日で歯を噛み合わせる時間は20分程度が正常と言われています。唇をを閉じている時でも上下の歯にはわずかに隙間があるものです。

私も、下を向いてスマホをしている時など歯を噛み合わせてることがあります。歯列接触癖(TCH:Tooth Contact Habit)といいます。

唇を閉じている時も上下の歯を離す事を意識することが大切になります。

寝ている時には歯ぎしりや食いしばりをしないように！と意識することはできません。そのため、マウスピースを使うことをおすすめします。

マウスピースは保険適応で5000円ほどで歯医者さんで作ることができます！

型取りはすぐできますが、虫歯があると治療で詰め物や被せ物をして、マウスピースが合わなくなることもあるので、先に虫歯がないか等、歯科検診の受診をおすすめします。