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骨粗鬆症治療開始前は歯科検診を!

2024.11.26

こんにちは(˶ᐢᗜᐢ˶)
さこだ歯科往診部の松原ですm(_ _)m
今回は骨粗鬆症と歯科についてお話ししたいと思います。

骨粗鬆症は、骨の強度が低下し骨がもろくなる病気です。

骨粗鬆症の要因として、
・高齢
・女性ホルモン減少
・痩せすぎ
・過度の飲酒
・喫煙
・運動不足
・カルシウム摂取不足
・骨代謝に影響のある薬の使用
などがあげられます。

「骨粗鬆症と歯科?何の関連が?(。・_・?)ハテ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は関連があります。

まず、骨粗鬆症は顎の骨にも影響を与えます。歯を支える顎の骨が弱くなると、歯がぐらつきやすくなり、場合によっては歯周病の進行による歯の喪失リスクを高めてしまうことがあります。

さらに、骨粗鬆症の治療に用いられるビスホスホネート系薬剤などの影響で、まれに「顎骨壊死」と呼ばれる、部分的に顎の骨が壊死した状態になることがあります。

顎骨壊死の症状としては、痛み、口や顎の部位から膿が排出される、不快な匂いがする、骨が露出するといったものがあり、発症すると壊死した顎の骨を切断しなければならない場合もあります。

顎骨壊死の発症リスクを高めるのは、
・抜歯やインプラント治療などの比較的負担の大きい治療を受ける場合
・口腔衛生状態不良
・義歯適合不良
などです。

つまり、顎骨壊死予防の為には、お口の環境を整えておくことが非常に重要です\_(・ω・`)

また、骨粗鬆症治療をはじめる前に感染巣となる歯の治療や口腔衛生状態の改善をしておくことも重要です\_(・ω・`)

骨粗鬆症と歯科に関連があるように、全身状態と歯科には関連があります。

定期的な歯科検診や医師との相談を忘れず、全身とお口の健康を一緒に守りましょう。

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
往診 松原

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