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麻酔ってどんなもの?麻酔にも種類があるの?

痛くない / 鹿児島,歯医者,さこだ歯科 / 麻酔、セデーション、全身麻酔、笑気麻酔 / 2023.09.20

こんにちは!
鹿児島市の歯医者、さこだ歯科の柿沼です。
朝・晩の暑さがだいぶ和らいできたとはいえ、湿気もすごくて特に昼間はまだまだ暑い日が続きますね……
9月に入っても熱中症対策など体調管理にはお互い気を付けていきましょうね!

さて、本日は直球のタイトルなんですが……
麻酔についてです!

当院に来院される患者様でも「麻酔が苦手です」「あのチクッとするのがダメで……」などなど麻酔に対するマイナスのイメージをお伝えくださる方がたくさんいらっしゃいます。中には「麻酔嫌なので痛くてもいいから麻酔なしでお願いします!」なんてタフな方もいらっしゃいました(笑)
でも確かにちょっと嫌ですよね、麻酔。私自身も子供時代嫌でしたし、学生時代の実習などで相互にやるときはするほうもされるほうも最初は緊張しました……。

ただ、そんな麻酔もなるべく痛くないようにする工夫を当院では行っています!
まず麻酔の直前には表面麻酔といってジェル状の麻酔薬を針を刺すあたりに塗って時間を置くようにしています。この麻酔は内視鏡検査の際などにも使われているもので、接している表面の感覚を鈍くさせる働きがあります。これを利用することで針を刺すときの痛みを和らげることが出来ます。

また、そんな麻酔時の恐怖感がより痛覚に関わってくることもあるのでそう言った恐怖感を和らげるために鼻から吸引する、笑気麻酔といった方法も当院では取り入れています。この笑気麻酔の場合はしっかり意識がある状態で治療を行います。また、全身麻酔や後述するセデーションといった物とは違い、血管から薬を入れていったりするもしないし、術前術後の飲食の制限や体調の厳しい管理はあまり考えなくて大丈夫なので気楽に行うことが出来ます。
希望であれば場合によっては処置をする当日にも即座に対応することもできます!この笑気麻酔を使って恐怖感をやわらげた状態で表面麻酔、麻酔を行って治療をしていく、という流れになります。

そして笑気麻酔でも恐怖感が強かったりするときや大掛かりな処置で必要な場合にはセデーション全身麻酔といった方法を取っていきます。全身麻酔の場合は薬で意識がなくなっており人工呼吸器で呼吸まで管理するような状態、セデーションの場合は薬で半分眠ったような状態で意識はあるので自身で呼吸はできている状態になります。どちらも血管から管を指して麻酔薬を入れて、術前の絶飲食など術前から術後まで含めて全身の管理が必要なものになります。ただやはり大掛かりな治療であれば体の負担もあるし、施術に対しての恐怖感が強い人にはすごく有効なものになります。
もちろんしっかりとした術前・術中・術後の管理が必要になるので、当院では麻酔専門のDrが常駐しています。ですのでこうした大掛かりな施術でも安心して受けていただけたら、と思います!

以上が当院で行っている麻酔についてザっとですがご説明させていただきました。
そしてこうした薬を使う際に忘れてはならないのがアレルギーについてになります。体質によっては麻酔薬によってでてくるアレルギー反応によって体調不良を引き起こしたりもするので、お薬のアレルギーについての申告や歯科治療中に気分不良になった経験の有無など教えていただけると幸いです。そう言ったケースには使う薬を変更するなど対応させていただきます。
今回は以上になります。その他ご不明な点、気になったことがございましたらお気軽にお声掛けくださいね!

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 柿沼

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