皆さん、こんにちは。
歯科技工士の木場迫です。

今日は局所麻酔の種類についてお話したいと思います。
歯医者でも患者さんの痛みを軽減するために麻酔をよく使用しています。麻酔には局所に行う表面麻酔法と浸潤麻酔法があります。表面麻酔法は歯茎の表面に麻酔を塗って、感覚を麻痺させることです。浸潤麻酔法は歯を麻痺させるために注射器を使って麻酔したい部分に打ちます。その際に使用する注射針の痛みを和らげるために表面麻酔法があります。また、下の奥歯後方に打つ伝達麻酔法というものもあります。下の奥歯は他の場所に比べて麻酔が効きにくいため、広い範囲に渡って麻酔が効くように打ちます。
3つの麻酔法は抜歯をする際に使用されていますが、歯石取りで痛みを感じる時に使用することもあります。私も実際に抜歯の経験がありますが、表面麻酔をした後に浸潤麻酔をすると、針の痛みもなく麻酔をしてもらえたので、安心して抜歯を行うことができました。皆さんのなかにも、抜歯したい、麻酔について詳しく知りたい方はお気軽にご相談ください。

鹿児島市中央町　医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科技工士　木場迫