こんにちは。歯科衛生士の田原です(^^♪
年末に近づいてきましたね(^^)/
突然ですが、「フレイル」という言葉を聞いたことはありますか?
フレイルとは「介護が必要になる一歩手前」の状態のことです。
歯科では、オーラルフレイルと言われ、「口腔の加齢に伴う筋肉量の減少と筋力低下の状態老化、介護一歩前のお口」のことをさしています。
よくオーラルフレイルの前段階でみられる傾向としては、
〇以前より口を動かしにくい
〇むせやすくなった
〇飲み込みにくくなった
〇食事の時間が増えた
〇体重が数カ月で2~3キロ落ちた
〇滑舌が悪くなった
〇食べこぼしが増えた
〇噛めない食品が増えた
〇舌苔が増えた
〇唾液がなくなった(お口が乾燥する)
こんなトラブルが起こり始めます。
これを放置しておくと、口腔機能が低下していくと身体的な衰えだけでなく、精神的・社会的な面にまで影響を及ぼすと言われています。
〇噛めない食品が増えることで、ご飯が楽しくなくなり、家族との外食が減った。
〇やわらかいものばかり食べていて栄養が偏っている
〇滑舌が悪くなったことで、話すのが億劫になった
このようなことが起これば、ますますフレイルを進行させてしまうかもしれません。
フレイルを予防するためには、早期発見、早期対処が必要になります。
介護一歩手前まで来る前に、お口のトレーニングを実施し、少しでも楽しいお食事を、少しでも楽しいお話をできるようにしていく必要があります。
フレイルは予防ができるのです。
お口の機能は、食べる・飲み込む・話すなど生きていく上で大事な機能です。
早期発見・早期対処に努めましょう!当院では、口腔機能検査を実施できる最新機械を多数取り揃えています。
気になる方はぜひ、声掛けください。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 田原