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インプラントを入れて国宝を観よう!

2025.09.08

こんにちは、さこだ歯科の衛生士です。

9月になりました。最近は夏が長くなり、特に鹿児島は10月いっぱいまでは実質夏なので油断しがちですが、もう9月に入ったら年末を意識しないといけません。

やっと秋っぽくなってきたと思ったら紅白歌合戦の司会発表など、否が応でも年末に向き合わさせる話題に直面し、「ああ、今年も結局何も成し遂げないのんべんだらりとした一年だった」と落ち込む事まで毎年の恒例です。

しっかり気を引き締めていきましょう。

ここで話を終わりたいのですが、そうもいかないので最近というか少し前の話題を。

今映画館は鬼滅鬼滅で大変賑わっているんですが、夏の始めに話題になったのが「国宝」という映画です。

今でもロングランでまだお客さんが入っているみたいで、邦画実写では最近ないほどのヒットなのではないでしょうか、ここから敬称略で話しますが、ストーリーとしては歌舞伎を舞台にした血統と才能のせめぎ合いと、芸の悪魔と取引をした男の一代記と周りの悲喜交々で、主演の吉沢亮と横浜流星はこの役をやるための稽古と大河の主役を平行してやってたのかと思うと、役者ってすごいね!と普通の感想しか出てきません。

あと吉沢亮は出演作のクオリティに乱高下がありすぎて、メンタルをどのようにチューニングしているのか若干の心配をしていますが、この作品の吉沢亮は絶品です。ラストの歌舞伎座の観客席とこちらの映画の客席に挟まれた状態で吉沢亮が演じる鷺娘はもはや吉沢亮とか役名の喜久雄でもない何かしら超越した存在でした。

あと、この映画は冬の長崎のシーンから始まるんですが、昔は地方地方に歌舞伎をやる文化があって、そこから喜久雄は見出されるんですが、そういう地方の豊かな文化もいいなあと思いました。

あとは余談なのですが、ずっと前から気になっていたある俳優さんの口腔周囲筋の使い方がこの映画の中で際立って見えるシーンがあり、「うー!気になるーー!」と喉を掻きむしりたくなるところもありました。

本当に職業病はよくないですね。

それでも国宝は素晴らしい作品で映画館で絶対に観に行ったほうが良いのでまだの方はぜひ。

この国宝は3時間の長い映画なんですが、内容的に年齢層も高めなので3時間トイレを我慢できるか心配という事で、尿意を止めるのにはボンタンアメという謎のライフハックが広がり、国宝のヒットでボンタンアメが全国的に売れるという、風が吹けば桶屋が儲かるというかバタフライエフェクトというか、こんな意外な効果もあるそうです。

私はボンタンアメの製造工場の近くに住んでいるので、「最近は常に工場も忙しそうに稼働してますね、精が出ますね」と完全に思い込みで微笑ましくみています。

ボンタンアメはオブラートに包まれたネチネチと粘着性の高い飴ですね、歯科にとっては要注意飲食物です。

入れ歯だとボンタンアメはキツいかもですね、曽根崎心中のあのシーンで入れ歯が取れて、吉沢亮のあの名台詞も頭に入ってきません。

その点インプラントだとボンタンアメの粘着性は全く歯が立ちません、歯だけに。

国宝観たいけどトイレ心配だなーと思われる方はインプラントおすすめです!

逆に最近インプラント入れたけど、だったらボンタンアメいけるんじゃ??そしたら国宝観れるんじゃ??となった方は今すぐ劇場に行きましょう。

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 藤井

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