こんにちは。

歯科医師の新納です。

鹿児島の梅雨入り、今年は早かったですね。雨が多くなって家にいることが多い季節になりました。

今回は、歯周病の話をします。

『歯周病なんてまだ大丈夫』

『私は虫歯がないから歯周病もなりにくいんじゃないかな』

と思っている方もいるかもしれません。

歯周病は、日本人の約8割がかかっていると言われています。

一般的に

・歯磨きがしっかりできていない

・歯並びが悪い

・歯ぎしりをする

・口をぽかんと開ける癖がある

・糖尿病にかかっている

・タバコをすっている

・降圧剤、抗癇癪（てんかん）剤、免疫抑制剤などの薬を飲んでいる

という方々は歯周病に特になりやすいようです。

ただそれに当てはまらない方々も、虫歯になりにくいという方も油断はできません。

歯周病の初期段階ではほとんど症状がありません。

症状が出る頃には、かなり歯周病が進行していたというケースも多く、『虫歯がないためしばらく歯医者さんに行ってなかったら、いつの間にか歯周病が進んでいた』ということもあります。

放置していると、気がついた時には残せる歯がなくなっているという状態になることもあります。

最近では、歯周病が様々な病気に関与していることもわかってきました。

お口の中の健康が全身の健康に繋がっているのです。

自分を労る手段の中に歯の定期検診もいれてみてはいかがでしょうか？

鹿児島市中央町　医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師　新納　彩子

新納 彩子 医療法人篤志会 歯科医師

九州歯科大学歯学部歯学科卒業　 鹿児島大学病院　研修医修了　 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科卒業　 鹿児島大学病院　歯科麻酔科助教(2022年3月迄)

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歯科医師 歯学博士 日本歯科麻酔学会　認定医/専門医