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歯科麻酔と体の病気の関係

2025.10.08

こんにちは、歯科衛生士の平田です。

10月に入り、だいぶ過ごしやすくなってきたので、先日大浪池登山に行ってきました。

台風10号の影響で登山道崩壊のため通行止めになっており一周することはできませんでしたが、山頂でゆっくり過ごすことができ秋の気配を感じることができました。

さて今回は歯科麻酔と体の病気の関係についてお話しします。

歯科治療で局所麻酔を使うとき、お口の状態だけでなく、体の病気にも気をつける必要があります。たとえば高血圧や心臓病の方は、局所麻酔に含まれる成分が血圧や脈拍に影響することがあるため、慎重な対応が必要です。糖尿病の方は、治療のストレスで血糖値が変動しやすくなることもあります。

また、喘息の方は薬剤によって発作が起きる場合がありますし、抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を飲んでいる方は出血が止まりにくくなることもあります。

アレルギー体質の方は、局所麻酔薬に反応する可能性もあるため、注意が必要です。

このように全身の病気は、歯科麻酔と深く関わっています。

安全に治療を受けるためにも、持病や服用しているお薬について、遠慮せずに歯科医師、スタッフに教えて下さい。

患者さまの体の状態に合わせて、できるだけ安心できる方法で治療を進めていきます。

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 平田

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