【エフエム鹿児島 スマイルライフ】オーラルフレイルとは?お口の小さな衰えを見逃さないために
2026.07.31
さこだ歯科運営スタッフ
オーラルフレイルとは?お口の小さな衰えを見逃さないために
エフエム鹿児島で毎週金曜日に放送されている「スマイルライフ」では、さこだ歯科 理事長の迫田がお口の健康や歯科医療に関する情報をお届けしています。
今回のテーマは「オーラルフレイル」です。
皆さんは「オーラルフレイル」という言葉をご存じでしょうか。
フレイルとは、年齢を重ねるなかで、身体や心が少しずつ弱っていく状態のことです。健康な状態と、介護が必要な状態との間にある段階ともいわれています。
そのなかでも、お口の働きから先に弱ってくる状態を「オーラルフレイル」と呼びます。
見過ごしやすい小さな変化がサインです
オーラルフレイルは、突然大きな症状として現れるものではありません。
例えば、
- 滑舌が悪くなった
- 食事中にむせやすくなった
- 硬いものが食べにくくなった
- 食べこぼしが増えた
- 薬が飲み込みにくくなった
といった小さな変化から始まります。
こうした症状は「年齢のせいだから仕方がない」と見過ごされがちですが、お口の機能低下を知らせる大切なサインかもしれません。
お口の衰えは全身の健康にも関係します
お口の機能が低下すると、食べる量が減り、必要な栄養を十分に摂れなくなることがあります。
その結果、身体の筋肉まで衰えやすくなります。
お口の衰えが始まっている方は、そうでない方に比べて、数年後に身体全体が弱ったり、介護が必要になったりするリスクが高まると報告されています。
お口は、全身の健康を支える大切な入り口なのです。
オーラルフレイルは歯科医院で確認できます
オーラルフレイルは、歯科医院で見つけることができます。
歯科医院では、
- 舌の力
- 噛む力
- 滑舌
- 唾液の量
などを確認し、お口の元気度を評価します。
ご本人やご家族では「年齢による変化」と思ってしまう小さな症状も、検査によって状態を見える化できます。
早めに気付くことで、早い段階から対策を始めることができます。
気付いた段階なら改善を目指せます
オーラルフレイルは、病気になる前の段階であり、気付いたときから改善を目指せる状態です。
例えば、
- よく噛んで食べる
- 家族や友人と意識して会話する
- 「パ・タ・カ・ラ」と声に出す体操を行う
- お口の周りをマッサージする
- 唾液をしっかり出す
といった取り組みが役立ちます。
歯科医院で現在のお口の状態を確認し、その方に合った方法を続けることが大切です。
まとめ
オーラルフレイルは、お口の小さな衰えから始まります。
滑舌の変化やむせやすさ、食べこぼしなど、気になる症状を「年齢のせい」と見過ごさず、早めに確認することが大切です。
「食べる」「話す」「笑う」といった力は、健康で自分らしく生活するための大切な力です。
最近少し食べづらいと感じる方や、ご家族のお口の変化が気になる方は、お気軽にさこだ歯科へご相談ください。
エフエム鹿児島「スマイルライフ」では、迫田理事長が歯とお口の健康について毎週お話ししています。今後も放送内容をホームページでご紹介してまいります。
(2026年7月31日放送分)