【エフエム鹿児島 スマイルライフ】保険診療でも広がる白いかぶせ物の選択肢
2026.08.07
さこだ歯科運営スタッフ
保険診療でも広がる白いかぶせ物の選択肢
エフエム鹿児島で毎週金曜日に放送されている「スマイルライフ」では、さこだ歯科 理事長の迫田がお口の健康や歯科医療に関する情報をお届けしています。
今回のテーマは「保険診療で選べる白いかぶせ物」です。
以前は、奥歯の大きな治療といえば、銀色のかぶせ物が一般的でした。
「口を開けると銀歯が目立って気になる」
「金属の味がして苦手」
と感じながらも、白いかぶせ物は費用が高いというイメージから、そのままにしていた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし近年は、保険診療でも白いかぶせ物を選べる範囲が広がっています。
CAD/CAM冠とは
保険診療で使用できる白いかぶせ物の一つに「CAD/CAM冠」があります。
CAD/CAM冠は、歯科用の樹脂とセラミックを混ぜた素材を使用し、コンピューターで歯の形を設計して作製するかぶせ物です。
お口の型のデータをパソコンに取り込み、その情報をもとにコンピューター上で歯の形を設計します。
設計したデータに沿って、専用の機械が白い素材のブロックを削り出し、一人ひとりのお口に合ったかぶせ物を作製します。
保険で選べる歯の範囲が広がっています
CAD/CAM冠は、以前は使用できる歯の位置が限られていました。
しかし現在では、条件を満たすことで奥歯を含め、保険診療で選択できる範囲が広がっています。
治療する歯の場所や噛み合わせ、お口全体の状態などによって適応できるかどうかが異なるため、事前に歯科医院で確認することが大切です。
白いかぶせ物の主な特徴
CAD/CAM冠には、次のような特徴があります。
- 銀歯と比べて見た目が自然
- 金属を使用しない
- 保険診療の範囲内で作製できる場合がある
- コンピューターで設計し、一人ひとりの歯に合わせて作製できる
素材そのものも年々改良されており、以前のものと比べて変色しにくく、周囲の歯となじみやすい色合いに近づいています。
「銀歯が目立つのが気になる」
「金属アレルギーが心配」
という方にとっても、選択肢の一つになります。
すべての方に適しているわけではありません
CAD/CAM冠には多くのメリットがありますが、すべての症例に適しているわけではありません。
例えば、
- 噛む力が非常に強い
- 歯ぎしりや食いしばりがある
- 噛み合わせの状態によって強い負担がかかる
といった場合には、割れや欠けのリスクを考慮し、ほかの素材をご提案することがあります。
大切なのは、見た目だけでなく、治療する歯の位置や噛み合わせ、生活習慣なども含めて、自分に合った方法を選ぶことです。
銀歯から白いかぶせ物へ変更できる場合もあります
現在入っている銀歯を白いかぶせ物へ変更したいというご相談も増えています。
銀歯の状態や治療する歯の位置、虫歯の有無、噛み合わせなどを確認し、条件が合えば保険診療で白いかぶせ物に変更できる場合があります。
ただし、銀歯を外すことで歯を削る必要が生じたり、歯の状態によっては別の治療が必要になったりすることもあります。
まずは現在のお口の状態を確認したうえで、適切な治療方法を選ぶことが大切です。
まとめ
近年は、保険診療でも白いかぶせ物を選べる範囲が広がっています。
CAD/CAM冠は、見た目が自然で金属を使用しない一方、噛み合わせや歯ぎしりの状態によっては適さない場合もあります。
大切なのは、患者さま一人ひとりのお口の状態を確認し、保険診療で可能な治療と自費診療の違いを含めて、適切な選択肢を検討することです。
「銀歯を白くしたい」
「自分の歯も保険診療で白くできるのか知りたい」
という方は、お気軽にさこだ歯科へご相談ください。
エフエム鹿児島「スマイルライフ」では、迫田理事長が歯とお口の健康について毎週お話ししています。今後も放送内容をホームページでご紹介してまいります。
(2026年8月7日放送分)