News

お知らせ

さこだ歯科のニュースや患者さまへのお知らせなど

【エフエム鹿児島 スマイルライフ】妊娠中こそお口のケアを|お母さんと赤ちゃんの健康を守るために

2026.10.09

さこだ歯科運営スタッフ

さこだ歯科運営スタッフ

エフエム鹿児島で毎週金曜日に放送されている「スマイルライフ」では、さこだ歯科 理事長の迫田がお口の健康や歯科医療に関する情報をお届けしています。

今回のテーマは「妊娠中のお口のケア」です。

妊娠が分かると、産婦人科には通っていても、歯科のことまではなかなか意識が向かないという方も多いかもしれません。

しかし、妊娠中はお口の状態が大きく変化しやすい時期です。お母さん自身はもちろん、おなかの赤ちゃんのためにも、お口の健康を守ることが大切です。

妊娠中は虫歯や歯周病のリスクが高まりやすくなります

妊娠すると、女性ホルモンの影響によって歯ぐきが腫れやすくなります。

「しっかり歯みがきをしているつもりなのに血が出る」ということも、妊娠中にはよくみられる変化です。

さらに、つわりによって歯ブラシを口に入れることが難しくなったり、食事の回数が増えたり、酸っぱい物を食べたくなったりすることもあります。

こうした変化が重なることで、お口の中の環境が変わり、虫歯や歯周病が進みやすくなります。

妊娠中の歯周病は赤ちゃんにも関係します

妊娠中のお口の健康で、特に注意したいのが歯周病です。

妊娠中の歯周病は、お母さんのお口だけの問題ではありません。

歯周病があると、早産や低出生体重児との関連が報告されています。歯周病によって起こる炎症が全身に影響し、子宮の収縮に関係する可能性があると考えられています。

お口の中の健康が、おなかの赤ちゃんにもつながっているということです。

だからこそ、妊娠中も歯ぐきの腫れや出血を「妊娠しているから仕方がない」とそのままにせず、歯科医院で状態を確認することが大切です。

妊娠中でも歯科治療は受けられます

「妊娠中に歯の治療をしても大丈夫ですか?」という質問をいただくことがあります。

妊娠中でも、必要な歯科治療を受けることはできます。

比較的安心して治療を受けやすい時期は、安定期にあたる妊娠5か月から7か月頃です。

麻酔やレントゲンについても、妊娠していることを歯科医院に伝え、必要な配慮をしながら使用します。

一方で、出産後は赤ちゃんのお世話で忙しくなり、なかなか歯科医院へ通えなくなることもあります。

治療が必要な歯がある場合には、体調をみながら妊娠中にできる治療を進めておくことも大切です。

つわりがつらいときは無理をしないことも大切です

妊娠中は、体調や気持ちが揺れやすい時期でもあります。

長く口を開けていることがつらい、においが気になる、治療の途中で気分が悪くなるかもしれないなど、不安に感じることもあるでしょう。

そのような場合は、遠慮なく歯科医師や歯科衛生士へ伝えてください。

椅子の角度を調整したり、治療時間を短く区切ったり、体の左側を下にして休んだりするなど、体調に合わせて対応することができます。

妊娠中の歯科受診では、無理をせず、その日の体調に合わせて進めることが大切です。

赤ちゃんのお口の健康は家族のお口から

赤ちゃんが生まれた後のお口の健康についても、妊娠中から知っておきたいことがあります。

以前は「虫歯菌を赤ちゃんにうつさないように」といわれることもありましたが、お子さんのお口の細菌は、家族や周囲の人から自然に受け継がれていくものだと考えられています。

大切なのは、細菌を完全に「うつさない」ようにすることではなく、ご家族みんなのお口を健康な状態に整えておくことです。

お母さんをはじめ、ご家族のお口が健康であることが、赤ちゃんのお口の健康を守ることにもつながります。

まとめ

妊娠中は、ホルモンの変化やつわり、食生活の変化などによって、虫歯や歯周病が進みやすい時期です。

特に歯周病は、お母さんのお口だけでなく、妊娠や出産との関連も指摘されています。

妊娠が分かったら、産婦人科だけでなく、歯科医院でもお口の状態を一度確認しておきましょう。

さこだ歯科でも、母子手帳をお持ちいただければ、妊娠週数やその日の体調に合わせて無理のない範囲で診療を行っています。歯科衛生士が、つわりの時期に合わせたみがき方や産後のお口のケアについてもご相談に応じます。

おなかの赤ちゃんのためにも、まずはお母さん自身のお口から。安心して出産を迎える準備の一つとして、お口の健康も一緒に整えていきましょう。


エフエム鹿児島「スマイルライフ」では、迫田理事長が歯とお口の健康について毎週お話ししています。今後も放送内容をホームページでご紹介してまいります。

(2026年10月9日放送分)