歯や、口腔の状態を悪くする日ごろの癖を『態癖』といいます。
日常的に無意識に行っているものも多く、例えば指しゃぶり、頬杖、横向き寝、うつ伏せ寝などがあげられます。
頻繁に癖になっているものなのですが、実は歯や顎がずれるほどの力が加わっています。
この癖が長期的に続くことで下顎がずれたり、歯が開いてきたりします。
顎がずれることで顔のバランスが崩れ、顔が非対称になってしまったりします。
もちろん、癖にもそれぞれ個人差がありますし、必ずしも癖があったからといって全員がバランスが悪くなるというわけではありません。
ですが、一度顎や歯並びが変形してしまうと『矯正』が必要になる場合があります。
矯正は期間も費用もかかるものになります。バランスが崩れることはその部分の見た目だけの問題ではなく、全身のバランスにも影響をきたし全身へのトラブルを招くことにも繋がります。
日常の自分の癖を見直して見ましょう。
また、小児などは特に注意が必要です。成長期のこのような癖は将来的に影響することが多いですのでお子さんの日常の癖を注意深く観察してみましょう。