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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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こんにちは(*^^*) 今日は唾液が多く不安になったことはありませんか?!
唾液が多い!その原因について ないよりはあった方が何かと便利な唾液ですが、あまりにも多すぎると喋ったり日常生活に支障が出ますよね。 まずは唾液が多い原因についてご紹介します。 消化器系統の異常 唾液は食べ物の消化吸収を促進する効果があるというご紹介をしました。 つまり、唾液が妙にたくさん分泌されると言うことは、体内の消化吸収能力が弱っている可能性があります。

消化器官の能力不足をカバーするために、大量の唾液が分泌され口の中である程度食べ物を消化しやすい状態にしようとするのです。 生活習慣の乱れが主な原因ですので、改めると症状も改善されます。 虫歯・口内炎 口の中にトラブルが起きていると、自然と唾液の分泌量は増えます。 唾液が口の中を清潔に保とうとする機能がきちんと果たされている証拠でもあります。 口内炎の場合、唾液の分泌で炎症が刺激を受けて痛むこともあるかと思いますが、唾液の殺菌能力は治るために必要な要素です。 ちょっとだけ、我慢しましょう。どうしても我慢できない口内炎の痛みの場合、ドラッグストアでは「口内炎に直接貼るシール」が販売されています。 体内に吸収されても害のない素材で出来ていますので、貼っておくと安心です。 虫歯は放置しても治りませんので、早めに歯医者に出かけましょう。 唾液が多いのはこんな病気の可能性も・・・ 唾液が多い原因についてご紹介して参りましたが、病気が原因である場合も考えられますのでご紹介します。 自律神経の乱れ 唾液は唾液腺から分泌されていますが、唾液腺をコントロールしているのは交感神経と呼ばれる自律神経です。 この自律神経が乱れていると、当然唾液の量も多すぎたり少なすぎたりします。 自律神経が乱れる大きな原因は「疲労」や「ストレス」です。 精神的な負担により自律神経は影響を受けやすいので、原因となるストレスを取り除いたりしっかり休養を取らなければ症状は改善しません。 また自律神経の乱れは消化器系の器官にも影響を及ぼします。 胃腸が弱ると口内の唾液が増えてしまうので、やはりこの場合もしっかり休養をとることが必要になります。 唾液過多症(だえきかたしょう) 唾液過多症は妊娠している人によく見られる症状です。 いわゆる「つわり」と呼ばれる症状の一つで、人によっては唾液を飲み込む感触で吐いてしまうほどです。 とにかく大量に唾液が分泌されますので、無理に飲み込まずにコップやペットボトルにこまめに吐き出すようにしましょう。 そして気を付けたいのが脱水症状を併発することです。 口の中が唾液で満たされていると、「喉が渇いた」という感覚が薄れます。 しかし人体が1日に必要とする水分摂取量は唾液過多症を発症しても変わりません。 意識的に水分補給を心がけないと脱水症状を引き起こしますので、注意しましょう。