最近、次世代タバコと言われる『電子たばこ』を使用される方が増えてきています。

従来の紙タバコはニコチン、タール、一酸化炭素を含め身体に有害な物質がたくさん含まれており健康を害するものである事はもちろん、受動喫煙といって自分だけでなく周りの吸っていない人にまで悪い影響を及ぼすものです。

電子タバコにもさまざま種類がありますが、味や香りのついた液体を加熱して発生した蒸気を吸い込むタイプを利用されている方が多いようです。

タールや、一酸化炭素を含まないものである事から身体への害が従来の紙タバコに比べ1／10ほどであると言われていますが、それでも1/10害は残っているということなのです。

電子タバコに変えたので歯周病にならない、着色もつかない、と安心されている方も多いようですが、それは間違いです。

確かにタールを含まない事は着色（ヤニ）をつきにくくする事になります。
ですが肝心な事は、タールを含まなくともニコチンを含んでいるという事です。
ニコチンは血管を収縮させる働きがあり、歯ぐきへ必要な栄養をうまく運ぶ事ができず歯周病を進行しやすくするという環境になっていきます。

やはり、一番は禁煙です。電子タバコに切り替えたから安心するのではなく一日数本からでも本数を減らし禁煙できるようになることを応援します。