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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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生後3~9ヶ月くらいの赤ちゃんのよだれの量が急に増えだしたら、歯が生え始めるサインです。これは、母乳だけではなく離乳食を摂取する準備に入ってはいるものの、まだ口を閉じて唾液を飲み込む機能が発達していないため、よだれをたらしてしまうからです。
また、歯茎に痛みや、むず痒さがあるらしく、泣いたりぐずったりすることも多くなります。

この時期の赤ちゃんの身体は、成長が著しく、身体が大きくなるのはもちろん、運動機能も発達し、何でも自分でやりたがる心の成長も見られるでしょう。
そういった成長を、もはや母乳だけでは支えきれないため、生え始めた歯を健やかに保ち、しっかりと離乳食で栄養をとらなくてはなりません。乳歯に何らかのトラブルが出てしまっては、栄養摂取が十分できず、身体の成長にも悪影響が出てしまいます。
また、乳歯の健康状態は、後に生えてくる永久歯にも影響を及ぼします。乳歯がひどい虫歯にかかると、永久歯の歯並びや形、質が悪くなり、発音にも不備が出てしまうリスクがあるのです。