みなさんこんにちは!
親知らずの抜歯についてです。
まっすぐきれいに生えている歯であれば短時間で抜歯をすることができますが、斜めに生えていたり、虫歯になっていると時間がかかることがあります。
特に痛みを感じやすいのは、歯が斜めに生えており、かつまだ半分以上が埋まっている状態の親知らずです。
これ以上生えてこない、虫歯が進行しているなどの悪条件が重なりやすく、痛みを感じやすいのです。
歯があごの骨の中に埋まっている状態の親知らずを抜歯する際は、歯ぐきを切ったり、歯の骨のまわりの形を整えることもあり、痛みを感じやすいと言われています。
痛みの原因
抜いた部分をそのままにしておくと1.5cm程度の穴が空いている状態になりますので、必要に応じて穴を塞ぐために縫合します。
縫合した部分は1~2週間で抜糸をしますが、抜糸の前に歯ぐきの治りが早い場合は、歯ぐきがつっぱる状態になり、痛みを感じることがあります。
この場合は、早めに歯科医院へ行き、抜糸をしてもらうことで痛みがとれるでしょう。
歯を抜いた後は、穴の空いている状態です。この穴の中に血餅(けっぺい)という血の塊ができて治っていくのが通常ですが、この血の塊がうまくできない、または少ない状態の場合に、ドライソケットという状態になり、痛みを生じる場合があります。