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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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歯を磨かずに朝食をとることによって食事と一緒に細菌が体内へ。臓器や血管を通って、細菌が全身にいきわたってしまいます。
その結果、細菌がさまざまな体の不調を引き起こすことが考えられます。 1日の中で朝は、体の免疫力が低い状態。このときに体内に細菌が入ると、感染しやすく、さらなる免疫力低下を引き起こします。

●動脈硬化:歯周病の原因菌が歯肉の毛細血管を通って全身にまわり、動脈硬化の引き金になることがわかっています。動脈硬化が進むと、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などに。
●心内膜炎:歯肉の毛細血管から入った歯周病の原因菌が、臓器に入り込むことも。心臓に入ると心内膜に炎症を起こします。発熱や疲労感、倦怠感、頭痛などの症状が起きる場合も。
●早産、低出生体重児:歯周病が長引くと、菌を退治しようと体の免疫機能が活発に。すると、生理活性物質が発生。このなかに、子宮を収縮させる働きがあり、早産や胎児の栄養不足に陥ります。
●糖尿病:歯周病で免疫機能が活発になり、生理活性物質が発生。その中には、インスリンの働きを妨げる物質が。血糖のコントロールがうまくいかなくなるので糖尿病が悪化します。