毎日使っている歯の硬さについてお話します。
物には、硬さをはかる単位として、硬さを10段階で表した「モース硬度」と言う単位があります。10(硬い)→1(柔らかい)数字が大きくなるにつれ、硬いということになります。
人間の歯をモース硬度で表すと、「7」で、鉄(モース硬度4)よりも硬いと言うことになります。モース硬度7は水晶とほぼ同じ硬さです。
歯は、エナメル質・象牙質・歯髄で出来ていますが、一番硬いモース硬度7の部分は「エナメル質」です。ちなみに象牙質はモース硬度5~6です。とても硬いエナメル質と象牙質で歯髄を守っています。
人間の身体の中では、エナメル質が最も硬い組織と言われています。歯は骨よりも硬い組織になります。
鉄よりも硬い歯ですが、虫歯菌や酸にはとても弱く苦手なものです。
ご飯を食べた後に歯を磨かなかったり、だらだら食べを続けていると虫歯になってしまったり、穴が開いてしまったりします。
そんなに硬いなら大丈夫!と思ってしまわないように注意をして、これからもしっかりケアをしていきましょう。