むし歯の原因には、「細菌」「歯の質」「糖質」の3つの要素があります。この3つの要素が重なり、むし歯が発生します。
むし歯の一番の原因は、「細菌(ミュータンス菌)」が歯に歯垢(プラーク)を作り食べ物の中に含まれる「糖質」をつくり、歯垢の内側で酸を作りだします。この酸が歯の成分であるカルシウムやリンを溶かし、むし歯が発生します。
よって、砂糖など、食べ物に糖質が多く含まれている「糖質」はミュータンス菌によって代謝され、酸が作りだされることにより、歯の表面を溶かしむし歯の発生につながります。
間食が多い方や甘いものを頻繁にとられる方はむし歯になりやすいという事になります。
また、「歯の質」は個人差がありますが、歯の土台をつくる良質なたんぱく質を多く摂取することや歯の石灰化の為に必要なカルシウムやリン、また、これらが上手に働く為のビタミンなどの栄養素を取り入れて栄養バランスの良い食事が大切です。
間食が多いな・・・。
甘いもの良く食べるな・・・。
食事が偏っているな・・・。と思われている方。健康のためにはもちろんですが、むし歯になりにくいためにも日頃の食生活を気を付けていきましょう!(^^)!