皆さん。日本人の歯の寿命は短いことをご存知でしょうか?
日本人は、80歳のときに平均9本しか歯がありません。
しかし、北欧のスウェーデンでは平均21本もあるそうです。
もちろん。9本と21本では、食べられる食事の質が全く変わってきます。
21本歯があればあまり不自由することなくご自分の歯で食事をとることが可能です。また、食事に限らず、見た目、健康、日常生活の過ごし方など変わってくるでしょう。
では、日本人と北欧人の何が違って将来の残存歯の数が大きく変わってくるのでしょうか??
一つの大きな理由として、「最終的なゴール設定の違い」にあるのではないでしょうか。
「悪い所を治すことが最終的なゴール」・・・日本人
「歯が出来るだけ長く持たせることが最終的なゴール」・・・北欧人
最終的なゴール設定の違いにより、定期検診を受診されているかという受診率も大きく変わっております。
北欧は90%近くの方が歯の定期検診・クリーニングを受けているのに対し、日本人はわずか2%という結果です。
定期的にお口の中をチェックしていくことが将来の歯の本数と関わってくるということが分かると思います。
日本人の歯に対する考え方を北欧人歯に対する考え方に近づけることが歯の健康と長持ちに繋がるひとつきっかけになるのではないでしょうか。
歯科医院から遠ざかっていらっしゃる方勇気をもって歯科医院で定期検診を受けてみられてはいかがでしょうか。