毎日行っている歯磨きですが、しっかり磨いているつもりでも実は意外な部分に磨き残しが残っている場合があります。
歯と歯茎の境目、カーブになる糸切り歯の部分、下の歯の内側の部分(舌が邪魔してうまく磨けなかったりします)上の歯の奥歯の頬側(頬の粘膜が邪魔して狭いのでうまく磨けなかったりします)など残りやすくなります。
小さい頃小学校などで歯磨きの練習をするために赤く染め出した経験はありませんか?
磨き残しの部分だけが赤く染まり、ひとめでどこに残っているのかわかりやすいので歯磨きの練習に最適です。
一人一人顔が違うように口の中の歯並びも人によって違います。歯並びによって磨き方に工夫が必要な場合もあります。
歯ぐきが腫れたり、歯磨きの時に出血する…など歯周病が進んだりすると歯医者に行って治療を受ける事になりますが、実は歯医者に通うだけでは歯茎の炎症の状態はよくなりません。
日々の患者さん自身による歯磨きの仕方によって炎症の改善は大きく変わってきます。
自分の歯磨きの癖や、どこに磨き残しが残りやすいか知っておくことも歯茎の炎症改善の為の一つの方法です。
歯医者さんで赤く染めだしてチェックしてもらい自分に合った歯磨きの仕方やお口の状態に合わせた歯ブラシなどをアドバイスしてもらいましょう!