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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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みなさん日常で歯茎から血が出た!という経験ありませんか?

歯みがきをした時に、歯ぐきから血が出るのは、たぶん歯周病だと考えられます。 成人の80%以上の方が歯周病にかかっているといわれています。 歯を失う原因は、ムシ歯より歯周病の方が多いです。

歯磨きするとき

歯磨きするときに歯ぐきから出血することは、正常なことではありません。もし出血が続くようであれば、歯肉炎(初期の歯ぐきの病気)または歯周病(歯ぐきと歯を支えている周りの組織の病気)の可能性があります。 * 先ず、歯科医または歯科衛生士に相談しましょう。
食べているときの出血

ものを食べているとき歯ぐきから出血することは異常です。 出血は、歯肉炎(初期の歯ぐきの病気)や、歯周病(より進行した歯ぐきの病気で、放っておくと歯を支えている周りの骨を失ってしまう病気)の兆候です。
歯ぐきの歯の根に近い部分からの出血

菌の感染により歯の根の先に膿がたまることがあり、歯を支えている周りの骨に穴を開けてしまうまでになることがあります。
歯ぐきの表面に膿が溜まり、出血をすることもあります。口腔内を清潔にたもつことが大切です。 そして痛みがなくても歯科医院に行ったほうが良いと思います。
抜歯の後

抜歯の治療を受けた後、数日は患部から血が出ることがありますが、じわじわ出血が続いているようならば自分でまず止血をしたほうがよいと思います

止血法(圧迫することにより血を止める)

出血を抑える為に、抜いた歯の部分に清潔なガーゼ置き、15分程度しっかり噛んでください。ティーパック(お茶の成分が出血を抑えます)を噛んでもいいですが噛みにくい場合もあります。止り方が悪ければ後15分また噛みましょう。それでも出血がひどい場合は歯科医院で見てもらったほうが良いです。