何かに集中したりすると無意識に歯を食いしばっていることなどありませんか?
パソコン作業に夢中になっているとき、デスクワークに集中しているとき…など気づくとぐっとかみ締めている事はないでしょうか。
人は日中から歯ぎしりをしたり、歯を食いしばってしまうことがあります。しかし、日中は自分の理性がきいているため無意識に自分自身で歯ぎしり、食いしばりを解除することができます。
注意すべきは『睡眠時』なのです。
人は日中少なからずともストレスを受けて生活しています。身体は睡眠時にそのストレスを発散させようとして歯ぎしりや食いしばりを行うのです。睡眠時は理性がきかない状態であるためその時に歯にかかる力は相当大きなものになります。
特に、睡眠不足が長く続いている状態、風邪などひいて体調不良の状態、ストレスを大きく抱えている状態のときなどはいつも以上に力がかかり、歯や顎に負担がくる場合があります。
場合によっては夜寝れなかったり、物が噛めない症状が出る場合もあります。
また力が歯に過剰にかかることにより一時的に冷たいものがしみたり、歯磨きの際の刺激でしみたりすることもあります。
このような状態が長く続く場合はマウスピースを作成したほうが良い場合があります。
市販のものもあるようですが、歯医者で作製するマウスピースはその方自身に合わせたかみ合わせのバランスをしっかり計算して作製することができます。保険もきくのでだいたい5000円ほどで作製ができます。
歯ぎしり、食いしばりの力は自分の歯をすり減らしたり、かみ合わせのバランスを崩したり、頭痛・肩こり、睡眠不足、体調不良にも繋がっていきます。
思い当たる節のある方は一度歯医者さんに相談してみてはいかがでしょうか。