入れ歯っていったいいつの時代からあるのでしょうか?
世界的に見ると古代エジプトの時代から入れ歯はあったようです。
古代エジプトの時代は歯科医もいたようで、ピラミッドに眠るミイラにはむし歯治療をされているものもあるそうです。
ただ、この時代のものは今のように食事を何でも食べれるとまではいかなかったようです。歯と歯を針金で結びつけたものであり、生前から使用されていたのか、死後行われた物なのかまでは謎に包まれています。
さて、日本ではどうだったのでしょうか。
実は日本にも昔から入れ歯はあったようです。古くは弥生時代の発掘からも見つかっています。
また、一番有名なものが平安時代の尼僧 仏姫が使用していた木製の総入れ歯があります。現代の入れ歯と似ていて顎に吸いつかせるようにして使用する入れ歯だったようです。食事もはめたまま使用出来たようで他の国と違い日本の入れ歯の技術は優れていた様です。
今では自分の歯の代わりとして当たり前に考えられている入れ歯。
しかし噛む力や味覚を感じる力など自分の歯と比べるとだいぶ違ってきます。
美味しく食事を楽しみ、健康に過ごすためにも自分の歯を失わないよう定期的なメンテナンスが大事になってきますね(*^_^*)