永久歯はだいたいの人が28本、親知らずを含めると32本あります。
その中でも歯の形によって役割が3つに分けられます。
①切歯(前歯)⇒食べ物をかみ切る役割
②犬歯⇒硬いお肉などを引き裂役割
③臼歯(奥歯)⇒食べ物をすりつぶす役割
このように歯の形によって役割が異なります。よって、その一本一本がとても大切なのです。よく1本くらい・・・と考えられる方もいらっしゃいますが、歯が1本なくなると食事の機能が衰えます。
特に「第一大臼歯」は食べ物を噛む際に、また、寝ているときに一番力のかかる歯と言われております。
永久歯のむし歯になりやすい歯の一つでもあります。
理由として、奥にあるため歯みがきがしにくい。生えそろい噛み合うまでに1年くらいかかるため汚れが溜まりやすい。かみ合わせが他の歯に比べると複雑。このようなためにむし歯のリスクが高い歯と言われているようです。
私たちにとって重要な役割を果たしている「第一大臼歯」をむし歯にしないためにも日ごろのお手入れ、歯科医院でのケアがとても大切です。