鏡を見たときに、片方の口元が下がり気味の方はいらっしゃらないでしょうか。
通常は平均的にバランスが取れたものになりますが、片方だけ下がっている場合、左右均等に咬めていない場合が多いと考えられます。
これは、口腔表情筋がバランスよく使えていない場合に起こります。
たとえば、片方の歯が何らかの原因で失ってしまいうまく咬めない状況になった場合起こることが予想されます。
多くの場合、聞き手側の反対側で物を咬むことが多いと考えられています。聞き手が右手の場合、左側で咬むことが多いのですがこれは大脳の働きと関係しています。
ですが、入れ歯や補綴物を入れたりするとかみやすいほう(自分の歯が残っている方)に大脳が働くこともあります。
咬む力は顔の表情さえ左右します。望ましいのは左右均等にかめるようにすることです。
自分の歯を失わないよう、またどうしても残せなくなり抜歯にいたったケースに関してはそのまま放置せず何かしらの咬める処置を行うことをお勧めします。
今ある歯が健康であるのか、歯の寿命はどれくらいであるのか、定期健診でわかることもあります。
しっかり今ある自分の歯を長期的にのこすためにも定期健診をお勧めします。