むし歯の原因となる「ミュータンス菌」が、脳出血の発症にも関係していることがわかったそうです。
ミュータンス菌といっても関係しているのは、人の体の止血作用を阻害する特殊なタイプのミュータンス菌ということです。
特に「日常の歯磨きが重要」のようです。
病原性の高い細菌を減らすことで、脳出血の予防法になる可能性があるようです。
血液中にある血小板は、傷口などに集まり出血を止める役割があります。
血管壁のタンパク質「コラーゲン」と結合し、血小板の止血作用を妨げる特性を持つミュータンス菌に着目し、脳出血患者の唾液に含まれるこのタイプのミュータンス菌を調べたところ、血管壁のコラーゲンと結合する能力が高い菌を持つ患者ほど、脳内の出血部位が多いことが分かったようです。
ミュータンス菌は口の中の血管から入り込み、脳の血管に到達すると言われております。
そこでコラーゲンに結合して炎症を起こし、止血作用を妨げたり血管をもろくしたりして、脳出血を引き起こすと言われているそうです。
よって、日常生活の上での塩分の取りすぎや生活習慣病が原因のひとつになりますので十分気を付けましょう!!