歯と歯の間のお掃除を行うのに効果的な糸ようじ。(フロスともいいます)
どうしても歯と歯の間、歯の曲面のカーブになっている部分は歯ブラシだけでは磨き残しがでやすくなってしまいます。
歯ブラシはきちんと行っているのに歯磨きの時に血が出る…歯と歯の間の歯ぐきが赤い、もしくは少し腫れぼったい…という方はこの歯間に残ってしまっている汚れ(プラーク)が原因であることが予想されます。
糸ようじはホルダーつきのものもあれば、指に巻きつけて使用するタイプのものもあります。
自分の使いやすさで選択していただければよいのですが、初めて使用される方はホルダーつきのタイプが使いやすいと思います。
歯と歯の間にゆっくり通し、動かします。このとき、いっきに通すのではなく歯の面に沿わせゆっくり動かしていきましょう。
糸ようじはたくさんの糸が束ねられています。この糸に汚れを絡めとらせてお掃除をする道具になりますので使用する際はこの糸の幅を全体的に使用するようにしましょう。
糸の真ん中の部分だけを使うのではなく、前後に大きく動かして幅いっぱい使用することをお勧めします。(奥歯は左右に振るように動かしましょう)
使用はじめは血が出てくることがあります。ですが、2週間も使用を続けていれば血は次第に治まってきます。
糸ようじのポイントは毎日継続して使用を続けること。
ホルダーつきのタイプは糸がきれるまでが使用の期限です。使用後は水で洗い、風通しのよい場所に保管しておきましょう。
糸ようじでお掃除した後の糸のにおいをかいで見てください。歯ブラシで毎日お掃除しているはずなのに歯と歯の間にはこんなに汚れが残っているのかとびっくりします。
歯ブラシ以外に糸ようじを使うのはめんどうくさい…という方もいらっしゃるかと思います。ですが、使った分は必ず効果はでてきます。歯と歯の間の歯肉炎予防、虫歯予防、口臭予防のためにも使用をお勧めします。
※糸ようじと歯間ブラシはその方の歯間の大きさに合わせて選択が変わってきます。自分には何があっているのか(歯間ブラシにもたくさんのサイズがあります)歯科医院で検診もかねて相談されて見るとよいかと思います。