むし歯になりやすい人、なりにくい人っているのか?気になられる方も多いのではないかと思います。 実はいるのです!!
普段何もしていない状態ではお口の中は弱アルカリ性になっています。しかし、物を食べたり飲んだりすると、口の中は酸性に傾きます。
すると、歯の表面のカルシウムが溶け出します(脱灰)。
脱灰が進むと、歯が白っぽくなってきて、黒い色がつき始め、穴が開いてきます。
このように酸性の状態が続くと虫歯になります。
ではどのようにして弱アルカリの状態に戻るのでしょうか?
なんと唾液が弱アルカリに戻してくれるのです。この唾液の能力には個人差があります!唾液自体の量も個人差があります。
また食事の間隔も重要です。食事をすると口の中はすぐに酸性になります。
しかし唾液によって弱アルカリに戻るには時間がかかります。
ですので、お菓子や甘い飲み物をだらだらと飲んでいると口の中は常に酸性状態、つまり常にむし歯が出来る状態なのです。そのためだらだらと食べることはやめましょう♪
また、歯並びがよくないと磨きにくい部分が出てきます。そうするとどうしてもむし歯になりやすい部分が出てきます。
歯の硬さも関係します。
歯の表面にはエナメル質といってとても固い部分がありますが、この成熟度も人によって異なります。
カルシウムがしっかりと結晶化していると透明度が上がり、内部の象牙質が、やや黄色っぽい色が見えます。しかし、結晶化が甘いとにごって白っぽくなります。結晶化が甘いとむし歯になりやすくなります。