だんだんと肌寒くなってきましたね。空気も乾燥し風邪やインフルエンザも流行しやすくなってきます。

インフルエンザは予防接種などありますが、実は≪歯磨き≫も感染予防の策として非常に効果的なのです。

特に、朝起きた後の歯磨きが一番重要です。

インフルエンザウイルスは細胞から進入していきます。口の中はウイルスが簡単に進入しないように粘膜をガードするたんぱく質の膜があります。しかし、口の中に汚れ（歯垢）が多いとこのたんぱく質の膜を破壊してしまう働きがあります。

歯磨きをしっかり行うことでたんぱく質の膜を保護し、ウイルスの進入を防ぐことができるのです。

また、夜寝ている間は口の中で細菌が非常に多くなっています。朝起きてそのまま食事を取ることは細菌などを飲み込むことになり、ウイルスも取り込みやすくなってしまいます。

朝、起きた後の歯磨きが大事な役割を果たすのはそのような理由があるからなのです。

ですが、朝は非常に忙しい時間帯でもあります。歯磨きができない場合はうがいだけでも効果はあります。食事後はしっかり磨くようにしてくださいね。

歯磨きをしっかり行うことでインフルエンザ罹患率は1/10に抑えられるというデータ結果もあります。

虫歯予防はもちろん、これからの季節はますます歯磨きが大事になってきますね！！