歯磨き粉は、赤ちゃんがうがいをできるようになってから使い始めます。
ほとんどの子が2歳ごろまでにはうがいができるようになるといわれています。
そもそも、歯磨き粉を使用する目的は、
「汚れを落とす効果を上げること」と、
「歯を強くして虫歯から歯を守ること」の2点なのでしっかりケアしてあげることができるなら、歯が生え始めた時期から無理して取り入れる必要はありません。
さらに、最も虫歯を作りやすい場所は、「奥歯の歯の溝」と、「歯と歯の間」なので奥歯まで生えそろっていない赤ちゃんの歯磨きには、歯磨き粉はそれほど重要ではないのです。
まだうがいができない時期は、子供用の歯ブラシを使って時間をかけて優しく磨いてあげてください。歯ブラシを嫌がる場合は、ガーゼで汚れを拭き取り、お茶を飲ませてすすいであげてください。
歯磨き粉を使用する場合、使わない場合に共通して重要なことは、虫歯の原因となる食べカスをしっかりと取り除いてあげることなのです。