こんにちは!!!
前回は歯周病と糖尿病の関係について紹介いたしました。
今回は「心疾患」と「早期低体重児出産」についてお話しします。
◎心疾患
心疾患は、食生活や運動、ストレスなどの積み重ねが引き起こす生活習慣病の一つです。
歯周病のある人は、ない人と比べて心疾患を発症するリスクが高いといわれています。
また、歯周病が重篤であればあるほど、その発症リスクが高くなるとも言われています。
これは、歯周病によって歯茎で産生された炎症性物質が血流を介して心臓血管にも影響を及ぼすためと考えられています。
◎早期低体重児出産
妊娠中の女性で歯周病の人は、そうでない人に比べて低体重児出産や早産する確率が高いといわれています。
妊娠中の女性は、つわりによって口腔清掃が不良になりやすいため、歯周病になりやすいです。
歯周病による炎症性物質がへその緒を通じて胎児に影響するため、早期低体重児出産の確率が高まると考えられています。