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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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ニュースレター Vol.52 今月の特集

こんにちは。鹿児島の9月はまだまだ暑い日が続きそうですね。
体調管理に気を付けて、もうしばらく暑い日を乗り切っていきましょう(●^o^●)

さて、今回は熱い時期でもピッタリのカレーの具材と噛むことの関係について、歯の名前について紹介させて頂きます。それでは、今月もどうぞ宜しくお願い致します。

具材によって変わる!? 食材による噛む回数の変化

家庭や学校などで、「食事の際はよく噛んで食べるように」とよく言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。噛むことは消化の手助けをするので栄養をしっかりと吸収することにも繋がりますし、満腹感の効果、だ液促進によるむし歯の予防やお口の洗浄効果などメリットがたくさんあります。そこで今回は、食材によって噛む回数の変化についてご紹介してみます。

カレーといっても、食材の選択によって、噛み応えが大きく変化することが分かります。
カレーの具材は、じゃがいも・玉ねぎ・にんじんと決めつけずに、旬のお野菜を使用したり、少し具材を大きめに切って作ったりすることも、噛む回数が増えておススメです。

ただし、治療中で強く噛めない方やあまり固いものが噛めない方は食べやすい、軟らかい食べ物を選択するなど工夫して下さいね。

噛める方は是非カレーだけでなくその他のお食事でも、積極的に噛む回数が増えるようなお料理を選択し、お口の健康を守っていきましょう。

~知ってほしい、歯医者のこと~ 歯の名前を見てみよう

歯科医院では、患者様ご自身が基本的な歯科の知識をお持ちいただきたいです。
なぜなら、口腔内や治療の説明をする際にも、歯の名前を把握して頂けることで会話が進みやすくなります。
また、ご自身の口腔内への理解がより深まって説明も身近に捉えて頂けることと思います。それでは、歯の基本的な名前を見てみましょう。

右図のように、口の中を大きく4分割してみましょう。 この4つの区切りには次の通りの呼び名があります。

左右は、自分の身体を中心に決めますので手と同じ決め方です。図のように、イラストやレントゲンで表す場合は、左右が逆になるので、ちょうど自分と歯が向かい合っているような形で記載されます。

歯の名前を呼ぶときは、たとえば「上顎右側第一大臼歯」といった呼び方をします。
また、図のように歯を数字の番号で呼ぶこともあります。歯を呼ぶ場合は「右上6番」といった呼び方をします。

歯に関する呼び方のワンポイント

※歯は上顎と下顎の左右で、それぞれ1から7までの28本に、8番目の親しらずが上下左右4本あります。 (もともと親しらずが生えていない方や、先天性欠損の方もいらっしゃいます。)

※噛む力は、切歯や犬歯で約20kg、小臼歯で約40kg、大臼歯で約60kgあると言われています。

※歯式は上下左右で、中央の1番から第三大臼歯(親しらず)の8番までを数字で表します。