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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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今回は口の中によくできやすい口内炎についてお話していこうと思います。口内炎とは、口の中の粘膜に起こる様々な炎症の総称です。口内炎の「原因」は、現段階では、まだはっきりとしたことはわかっていません。細菌やウイルスの感染、体調不良や体力低下、ビタミンなどの栄養不足、ストレス、免疫異常、薬物アレルギー、ホルモン異常など、様々な説があります。また、「症状」は、赤く腫れる程度のものから潰瘍ができるものまで様々です。ときには、痛みや出血をともなったり、口臭がひどくなったりすることもあります。では、次に口内炎の予防法についてお話していきます。まずは、口の中の「乾燥」を防ぐ。唾液には、口の中の汚れを洗い流す「自浄作用」があります。そのほか、口の中の粘膜を保護・修復する作用や、歯を再形成する再石化作用、抗菌作用、むし歯虫歯)を防ぐpH緩衝作用などがあり、口の中の環境を正常に保つのに役立っています。そのため、口の中が乾燥し唾液が減ると、細菌が繁殖しやすくなり、傷もできやすくなります。つまり、「乾燥」した口の中は、口内炎ができやすい環境といえます。口の中の乾燥を防ぐためには、お茶や水などの飲料や、ガムや飴などを利用しましょう。次に「バランスのとれた食事」を心がける。口内炎の原因には、ビタミンやミネラルなどの「栄養不足」が関係しているともいわれています。口内炎の予防には、「バランスのとれた食事」が大切です。特に、口内の粘膜修復や疲労回復、免疫力向上に役立つ「ビタミンB群」や「ビタミンC」などの摂取が効果的です。「ビタミンB群」を多く含む食品には、レバー、卵、大豆、乳製品など、「ビタミンC」を多く含む食品には、柑橘類、いちご、アセロラなどの果物類や、ブロッコリー、赤ピーマン、小松菜などがあります。最後に「疲れ」や「ストレス」に気を付ける。「疲れ」や「ストレス」によってからだの免疫力が低下することで、口内炎を始めとする様々な病気を引き起こす可能性があります。ゆっくり休んだり、気分転換したりするなど、疲れやストレスの解消を心がけましょう!(^^)