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【思いっきり歯ぎしり】力が歯に与える影響【していいですよ】

2023.02.17

皆さんは、お仕事や勉強・人間関係などを頑張りすぎてストレスを溜め込んでいませんか。

そのストレス、お口の中に悪影響かもしれません。

 

〇実は誰もが歯ぎしりしている⁉

寝ているときの歯ぎしり・食いしばりは、実は人間だれしもしていると言われています。ストレス解消のために必要なのだそうです。程度の差があるので、何も問題の出ない人ももちろんいます。しかし、食事の時に歯にかかる力は30㎏程であるのに対し、歯ぎしり・食いしばりは100㎏近くの力がかかるため、強くしてしまう方はかなりの悪影響が出てしまうことが多いです。

 

〇歯ぎしり・食いしばりが与える悪影響とは

どんな悪影響が出るかというと、歯がすり減ったり、被せ物や詰め物が壊れたり、歯がしみてきたり、歯が割れたり…。顎関節に影響が出ることもあります。

何も症状がない人はもちろんそのままでいいのですが、やはりこのような症状が出てきた場合は対策を考えなくてはいけません。

 

〇歯ぎしり・食いしばりにはマウスピースを

歯ぎしり・食いしばりをする人にまずおすすめしているのがマウスピースです。マウスピースを付けて寝ることで、歯や顎関節を力から守ることができます。これをすることでかなり楽になる方も多く、マウスピースを付けないと眠れないとおっしゃる方もいらっしゃいます。ストレスを抱える方もマウスピースを使えば思いっきり歯ぎしりしていいんです笑

 

〇力の影響はすべてに関わる

実は、力の影響は上記の症状以外にも、むし歯や歯周病にも関わっています。お口の中が壊れていくのは、すべて力が関わっているのです。橋が壊れるのも、ビルが崩れるのも、すべて力が関わっていますよね。お口の中も一緒です。常に力がかかり続ける口腔内をどれだけ労わっていくか、すべての人が考えなくてはいけないと思っています。

 

さこだ歯科では、トータルで皆様をサポートできるようにお手伝いします。お気軽にご来院・ご相談ください。

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渡邉 泰 篤志会さこだ歯科 副理事長
  • 長崎大学歯学部卒業
  • 長崎大学病院臨床研修医
  • 2018年4月医療法人さこだ歯科医院入社
  • 2021年4月医療法人篤志会さこだ歯科 副理事長
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