歯髄と抜髄
2023.11.18
みなさん、こんにちは。
歯科医師の秋田です。
11月も半分が過ぎました。秋を感じるようになり、寒暖差がきつくなる時期になりましたね。体調を崩しやすいので気をつけましょう。
また今年の国体は地元開催で鹿児島県勢大活躍のニュースが多く、嬉しい限りです。今年もあと少し、私も全力で走り抜けたいと思います。
さて今回は歯髄についてです。
みなさんは歯髄についてご存知ですか?歯髄は歯にとって重要な部分で、神経や血管が通っており、歯に栄養を与えています。ただこの歯髄を抜かないといけない場合があります。
例えば、もし大きい虫歯ができてしまい、その虫歯が歯髄まで及んでしまうと、歯髄を取る治療(抜髄)が必要になります。
抜髄をすると痛みが和らぐなどの利点もありますが、歯に栄養がいかなくなるため、歯が変色をする、脆くなるなどさまざま欠点もあります。
また治療後も再感染を起こす可能性もあり、再治療となる場合もあります。そうなると大変ですよね。
歯髄は抜かず残した方が歯は長持ちします。日頃から定期的に歯科医院に行き、虫歯があれば大きくなる前に早めに治療しましょう。
気になること、わからないことがあればいつでもご相談ください。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 秋田