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「乳歯から永久歯へ生え変わるから大丈夫」ではないんです。

2022.06.29

こんにちは。医療事務 西川です。
今月は、「乳歯と永久歯について」のお話です。

乳歯は生後6~7ヶ月ごろから生え始め、3歳ごろに揃います。
永久歯に生え変わる準備が始まり、6歳ごろから12歳ごろにかけて永久歯に生え変わっていきます。
親知らずを含めると21歳ぐらいまでとも言われています。

食べ物を嚙み砕く歯の機能だけではなく、咀嚼による筋や顎骨の成長、発育などに置いて、とても重要な役割を担っています。
虫歯などにより乳歯が早期に無くなってしまうと、後に生えてくる永久歯の萌出にも影響するので、生え変わるから大丈夫!ではなく生え変わる前から大切です。

乳歯と永久歯は色やサイズ、エナメルの厚さなど歯の質も実は違うんです。
永久歯の方がより丈夫ではありますが、生えはじめたばかりの歯はやわらかく、表面が粗いので汚れがつきやすいです。
又、酸に溶けやすいので虫歯のリスクが高くなります。
「噛めることが健康寿命を延ばす」と注目される今、お子さんの時から定期的に歯科検診に通って、メンテナンスの必要性をご理解頂ければと思います。

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