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『令和6年度協同組合学術研修会』に参加しました!

2024.12.23

12/22(日)鹿児島県歯科医師会協同組合主催の『令和6年度協同組合学術研修会』に参加してきました!

青森でご活躍されていらっしゃる『とき歯科』の土岐志麻先生に『生まれてからの口腔機能の育て方〜食べる話す呼吸する機能について〜』についてご講演頂きました。
いまは10人のうち3人は口腔機能発達不在症であると言われています。
口腔機能発達不在症とは「食べる機能,話す機能,その他の機能」が十分に発達していない状態です。健康な子どもにも起こる問題です。
お口ポカンや,口呼吸、指しゃぶり、日常での色々な癖により歯並びはもちろん体の左右差,しいては将来の身体の健康や歪みにも大きく関わってくる症状です。
しかし、これらは歯科が専門的に関わり機能が正しく行えるようトレーニングを重ねる事で改善も可能になってきます。
いかに早い段階で気づく事ができるかも重要です。

今回は歯科で専門的に行う機能の指導について学びました。
指しゃぶりを止めさせるだけで終わりではなく、咀嚼の仕方,飲み込みの仕方、舌の位置や働きが大事であることを実習を交えながら学びました。
お口ポカン改善に効果的な風船の膨らましトレーニング、噛む機能改善にガムトレーニングなどお口の周りや頭の筋肉など、しっかりと筋肉を使う事はどういう事か、どこの筋肉を使っているのかなど理解する事ができました。
お口ポカンから、唇を閉じる事の働きについてや、飲み込む時の舌の位置、食事の時の姿勢や環境についてなど理解を深めるとともに観察するポイントも教えて頂きました。

明日から今回の学びを活かせるようにまずは観察、気づきの視点を強化していきたいと思います!

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 田原

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