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どんな状態?

2024.02.19

こんにちは✨
さこだ歯科往診部の松原ですm(*_ _)m

さっそくですが、皆さんは学校や歯医者で歯科検診を受けたとき、歯医者の先生が「7C2、6C1、5CO、…」なんて言ってるのを聞いて、「何言ってるんだろ?」と思った事はありませんか?

実は、虫歯には段階があり、それぞれの歯が虫歯かどうかだけじゃなく、進行具合もチェックしているんです。

虫歯は進行具合で5段階に分けられ、この進行具合によって治療方法も違ってきます。

【CO】
虫歯になりかけている状態
治療→歯の清掃で細菌や汚れを落とす、フッ素で歯の再石灰化を促す

【C1】
歯の表面のエナメル質のみ溶け小さな穴が空いている状態
治療→ 歯の清掃で細菌や汚れを落とす、フッ素で歯の再石灰化を促す、虫歯部分を削り白いプラスチックの材料を詰める

【C2】
象牙質と呼ばれる歯の内側まで虫歯が進行している状態
虫歯が歯の神経に近いほど痛みやしみる症状が出る
象牙質は柔らかく虫歯の進行が早いため早期治療がおすすめ
治療→虫歯部分を削り詰め物をする

【C3】
虫歯が歯の神経(歯髄)まで達している状態
象牙質の内側にある歯髄まで細菌が回り炎症を起こすと強い痛みが出る
治療→歯の神経を取り被せ物をする

【C4】
歯茎から出ている部分がほとんど虫歯で溶け、歯の根だけ残っている
歯の神経が死んでいるため痛みはない
治療→根の部分が使える場合はC3と同様の治療、使えない場合は抜歯しブリッジや入れ歯のように欠損部を補う治療をする

このように、虫歯の進行具合によって治療がどんどん大変になってしまいます😰💦

大変な思いをしなくて済むように、日頃の口腔ケアや定期検診で虫歯予防をしっかり行いましょう💪

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
訪問コーディネーター 松原

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