皆さん、こんにちは。今年も6月4日から10日に「歯と口の健康週間」が実施されました。

　今回改めてその歴史を振り返ってみました。その起源は意外と古く、昭和の初期から実施されていました。その後、数回にわたり名称を変更して現在の「歯と口の健康週間」となりました。

　私が小学生の頃は「歯の衛生週間」の名称でした。保健室のポスターやプリントに「歯の衛生週間」の名称が記載されていたのが懐かしく思われます。

　そんな「歯と口の健康週間」の標語でも歯みがきを呼びかけています。

　歯みがきの目的と言えば、むし歯、歯周病の予防や口臭防止などが挙げられます。そして、歯みがきの用具と言えば、歯ブラシ、フロス、歯間ブラシや歯磨剤(歯みがき粉)などが挙げられます。

　歯磨剤は、研磨剤などの基本成分のみからなる「化粧品歯磨剤」と基本成分に薬用成分が配合された「医薬部外品歯磨剤」に分けられます。

　薬用成分として代表的な成分はフッ素ではないでしょうか。フッ素は歯磨剤にフッ化物(フッ化ナトリウムやモノフルオロリン酸ナトリウムなど)として配合されています。

　様々な歯磨剤の効能と配合された成分を見比べてみるのも面白いのではないでしょうか。

　「歯と口の健康週間」は6月4日からの一週間ですが、まいにち歯みがきをして歯と口の健康に気をつけたいですね！