むし歯〜こんなは交響曲(シンフォニー)はイヤだ〜
2026.01.30
皆さん、こんにちは。お正月などにプロのオーケストラと学生やアマチュアのオーケストラを聴き分けるといった出演者の格を付ける番組が放送されていますね。オーケストラにしても音の奥行きや音の調和などで聴き分けると出演者は話していますが、正直私にはどっちがどっちかなんて正解を聞いても分かりません。
しかし、むし歯ができるメカニズムについては分かります。
歯みがきをしなければ、むし歯ができやすいのはもちろんですが、多くの疾患と同様にむし歯も複数の要因が絡みあって発生します。
1960年代と70年代に海外の学者が提唱したむし歯の原因となる要因についてお話しさせていただきます。
①歯や唾液などの要因
歯のむし歯になりやすいかの性質。歯の形や歯並びなど、歯垢などの汚れが溜まりやすくないかと歯みがきしにくくないかといった形態的な性質。唾液の成分と量の性質。
②食事の要因
細菌の餌や細菌が歯を溶かす酸を産生する材料となる砂糖などの摂取。
③細菌の要因
お口のなかに常在する、いわゆる「むし歯菌」がむし歯を誘発する。
④時間の要因
むし歯ができるには時間が必要であり、むし歯菌が歯垢を成熟させる時間や、砂糖などの食事やおやつで摂取したものがお口のなかに残っている時間。
個人差はありますが、これらの要因が絡みあって「むし歯」という結果を生み出しております。
反対に「むし歯」というお口の不協和音を防ぐためには、歯みがきをして歯垢やお口のなかに残った食べかすを取り除く、歯の質をむし歯に強くなるように強化する、食事やおやつの時間を決めてむし歯菌に砂糖などの餌となるものが供給される時間を長くしないなどの対策が必要になります。
私も甘党の公認候補なので甘い食べものは大好きですが、むし歯の「ズキズキする音」は聞きたくないので、しっかり対策していきたいものですね!
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 児玉