オーラルフレイルとは
2026.08.08
みなさん、こんにちは
診療放射線技師の井手上です。
今回はオーラルフレイルについて書いていこう思います。
まず、オーラルフレイルという言葉を聞いたことがあるでしょうか。オーラルフレイルとは、「噛む・飲み込む・話す」といった口の機能が少しずつ低下した状態」を指します。初期はわずかな変化ですが、放置すると全身のフレイル(心身の衰え)や要介護状態につながる可能性があります。一方で、早めに気づいて対策をすれば改善が期待できます。
原因
オーラルフレイルの主な原因には次のようなものがあります。
- 加齢による口や舌、のどの筋力の低下
- むし歯や歯周病による歯の喪失
- 入れ歯が合わないことによる噛みにくさ
- 口の乾燥(唾液の減少)
- あまり話さない、噛む機会が少ない生活
- 栄養の偏りや低栄養
主な症状
次のような症状が見られたら、オーラルフレイルの可能性があります。
- 食べこぼしが増えた
- 硬いものが噛みにくくなった
- お茶や汁物でむせることがある
- 滑舌が悪くなった
- 口が乾きやすい
予防方法
- 毎日の歯みがきや口腔ケアをしっかり行う。
- 定期的に歯科医院で検診を受ける。
- よく噛んで食べる習慣をつける。
- バランスの良い食事を心がける。
- 口の体操(あいうべ体操やパタカラ体操など)で口や舌の筋肉を鍛える。
- 家族や友人との会話を増やし、口を動かす機会を作る。
オーラルフレイルは、「早く気づいて、早く対策すること」が最も重要です。日頃から口の健康を保つことが、健康寿命を延ばすことにもつながります。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
診療放射線技師 井手上