こんにちは。12月に入り今年ももう終わろうとしていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
年末大忙しの人もいれば、冬休みでゆっくり過ごされてる方もいるでしょう。
私はというと、年末に向けてこの前の休日には大掃除をしました。
掃除に時間をかけすぎてお昼ごはんを食べるのを忘れちゃうほど集中していました(・_・;)
鏡をゴシゴシ磨いて、掃除したての鏡でいざ自分の顔を見てみるとやはり職業柄、自分の歯を眺めちゃうんですね。
自分の歯のツヤツヤ光ってる反射ぐあいを見たりして今日もきれいな歯をしてるなぁ~なんて思ったりしますが(冗談です汗)
ふと自分の歯をじっくり眺めてみて、そこで、気になりました。
歯が黄色い!!ということです。
1番前歯のあたりは白くツヤツヤですが、前から数えて3番目の歯のあたりが黄色い色をしています。まあここの歯は犬歯と言われる歯で少し黄色味がかかった色をしています。
犬歯が黄色い理由は、歯の成分の象牙質(少し黄色の素材)が分厚くその外側のエナメル質(半透明で白い)が薄いため、もともと犬歯は少し黄色にできているものなのです。
決して歯磨きができていないから黄色いのでは?とかそういうのではありません(汗)。
まあ少し話が脱線しましたが、これから皆さんにお伝えすることは、歯の色味から関連づいたお話、
ズバリ、保険内の白い被せものと自費の白い被せものの違いについてお話して行こうと思います(^^)キラン
保険の白い歯、CAD/CAM冠(キャドキャムカン)について~
保険内の白の被せものってサラッと書きましたが、保険で白いのできるの?って思った方もいるでしょう。
はい。できます!ですが条件あります!
まず、保険内の白の被せものは、CAD/CAM冠と(キャドキャムカン)呼ばれるものです。
値段は6千円~1万円しないぐらいです。
素材は硬いプラスチック製です。
保険適用の範囲は
前歯(1番目の中切歯、2番目の側切歯、3番目の犬歯)
小臼歯(4番目、5番目の歯)無条件で適用
大臼歯(6番目、7番目の歯)
ほぼほぼ、白い歯を保険でできるということですね!銀歯しか選択肢がなかった昔と比べてだいぶ変わりました!
しかし、一部条件があります。
※金属アレルギーの方で、その証明ができる方は、上下6・7番ができる。(金属アレルギーを証明する医師の診断が必要となります)
※金属アレルギーを有してない場合でも、上下両側7番が全て残存し過度な咬合圧がかからない場合において上下顎6番まで可能。
CAD/CAM冠は白いので見た目がきれいというメリットがありますが、デメリットもあります。
デメリット
- CAD/CAM冠の素材は硬めのプラスチックですが、使っているうちに磨耗が生じ、歯がすり減って形が変わります。歯ぎしりや食いしばりが強い方には向きません。
- CAD/CAM冠は銀歯のかぶせ物に比べてはずれやすいく強度もあまりありません。
- 審美的にもセラミックほど色のバリエーションがなく、最初は艶があってもだんだんと表面が劣化し、艶がなくなっていきます。表面がザラザラしだすと、そこにプラークがたまって菌の付着や着色の沈着など、衛生面でも心配です。
セラミックとは
それと比べて、セラミックについてお話していきます。
セラミックは、保険外のものです。
素材もグレードによって値段が違います。
6万円代~15万円台まで幅広いです。
プラスチックを一切含まないセラミック(陶材)でガラスと似てる素材です。
メリット
- 天然の歯と同様の色調を選べます。またグラデーションできる素材のものもあり、自然な歯を演出できます。
- 表面がツヤツヤで、汚れが付きにくく、着色などもつかない素材のため、白さを長く維持できます。
- 傷が付きにくいため、比較的衛生さを保つことができる。
セラミックは、白いという見た目のメリットだけではなく、歯にとっても健康にとっても、メリットは多いことがわかりましたね!
セラミックの方が、色味を選べたり、治療を選択する幅は広がりますが、
値段が高額になってしまいます。
どの歯をセラミックにして、どの歯を保険内で収めるべきなのか、考えどころですね。
さこだ歯科には、あなたの治療の計画を一緒に相談できる相手がいます。
トリートメントコーディネーター(TC)という職業です。
担当のTCが、あなたの健康に寄り添って良い相談役になってくれます。
もし気になることがあれば、気軽にスタッフへお声掛けください。