Blog

免疫力低下にご注意!

2023.01.26

皆さん、こんにちは。

先日、新型コロナウイルスの国内初の感染確認から3年経過したとのニュースを観ました。

3年経過しても収束の兆しをみせない新型コロナウイルスはじめ、インフルエンザなどの感染症への対策は我々医療関係者に限らず、皆さんも余念がないことでしょう。

そんなコロナ禍において、帯状疱疹が増加したとのニュースも観ました。

詳しい内容は今回割愛させていただきますが、帯状疱疹はおもに幼少期に感染した「水痘・帯状疱疹ウイルス」が体内(神経節)に潜伏感染し、

回帰的に発症することで皮膚や粘膜に水疱(水ぶくれ)を形成する疾患です。加齢や疲労、ストレスなどで免疫力が低下することが発症のきっかけになります。

このように、免疫力が低下し、健康な状態では問題とならないような病原体に感染することで発症する感染症を「日和見感染」といいます。

歯科においても、「日和見感染」といえる感染症はあります。

 

代表的な疾患は、「単純ヘルペスウイルス1型」により口唇やその周囲の皮膚にピリピリした違和感や疼痛を伴う小水疱(水ぶくれ)を形成する「口唇ヘルペス」や、

真菌である「カンジダ・アルビカンス」により口腔粘膜に発症する「口腔カンジダ症」が挙げられます。

今回は、免疫力低下により発症する可能性がある感染症について、簡単ではありますがお話しさせていただきました。

1月下旬になり、記録的な寒波の到来もありました。まだまだ寒い日が続きますので、どうか皆さんもご自愛ください。

RELATED

関連記事

スタッフブログ記事一覧