口の健康、身体の健康
2022.05.20
こんにちは。
歯科医師の秋田です。
今日本では年々高齢化が進んでいます。また年齢を重ねることでお口の中も変化していきます。
例えば歯周病が進行してしまい、歯茎が下がったり歯が抜けてしまうことや唾液の量が減ってしまうことなどが挙げられます。
ただ近年は歯に対する意識が高まり、高齢の方でもご自身の歯をしっかりと保っている方が増えてきています。
その反面、きちんとお手入れをしていない場合やできない場合ではむし歯や歯周病のリスクも増えてしまいます。
そこで重要になってくるのはお口の中のケアです。
お口の中をケアすることで口の中をきれいにできるだけでなく、ご自身の身体の健康にもつながります。
高齢者になると食べ物を飲み込む力が弱くなってしまい、誤って気管に食べ物が入ってしまうことがあります。
その際口の中のお手入れがされていないと食べ物と一緒に菌が気管に入ってしまい、肺炎を起こしてしまいます。
それを少しでも予防するためにもお口のケアは重要になります。
口の中だけでなく身体も健康で過ごせるようにお口のケアを始めましょう。