口の写真からわかること!
2022.12.20
みなさんこんにちは、歯科医師の薗田です。
今日は歯医者さんに来たら最初に撮る「写真」について考えていきたいと思います。
初診で来た時に最初説明を受ける際、自分の口の中の写真を見ながら話を聞くことになるかと思います。
この写真のことを口腔内写真と言います。なぜこのような写真を撮るのでしょうか?
それはただ治療すべきところを話すだけされても患者さんは非常にイメージがしづらいです。
ですから、このような写真で実際に虫歯で黒くなっているところなどを目で見て説明を受けた方が
「ここがこのように良くない状態だから今治療を受けなきゃいけないんだ!」と納得しやすいです。
歯科医師も説明する資料がより多い方が患者へよりわかりやすい説明ができるのでとても有用なのです。
また、この口腔内写真を継続的に撮っていくことで歯茎の腫れや歯石の有無など変わったところにすぐに気づくことができ、
以前撮った写真と比較して変化しているところを伝えることができます。
伝える内容は悪いことばかりではなく、メンテナンスに通って綺麗になった口腔内を見せてあげることで患者様の「もっと頑張ろう!」というモチベーションに繋がります。
みなさんも自分の口の中を写真で観察して、歯科医師や衛生士の言葉に耳を傾けてみてください!